肌の老化の約80%が紫外線による肌へのダメージだと言われています。そのため、どんなスキンケアよりも意識して行いたいのが紫外線対策です。

紫外線対策には、日焼け止めを利用するのが一般的。各ブランドからさまざまなタイプの日焼け止めが発売されているため、今は自分の肌にあった日焼け止めを選ぶことができます。

とくに敏感肌の人は、肌への影響が少ない紫外線散乱剤を使用した「ノンケミカル」の日焼け止めがひとつの選択肢。とはいえ、負担がゼロかといえばそうではありません。
紫外線対策は毎日行う必要がありますが、日焼け止めによる肌への影響も気になるところです。

そこで今回は、一般的な日焼け止めを使わない、ナチュラルな選択肢をご紹介します。


◆日焼け止めを塗らない!紫外線対策のナチュラルな選択肢




日焼け止めに頼らずに紫外線を防ぐには、以下の6つを活用しましょう。

1.日傘
2.帽子
3.サングラス
4.スカーフ・ストール
5.UV手袋
6.長袖の羽織・ラッシュガード

紫外線を防ぐには、紫外線が皮膚に直接当たらないよう意識することが大切です。できるだけ肌を隠すよう意識するだけでも、一定の日焼け止め効果が得られます。
顔の紫外線対策には日傘や帽子が有効ですし、首や肩はスカーフやストールで対策できます。腕の紫外線対策には、UV手袋や長袖の羽織を活用しましょう。
また、マリンスポーツや海や山でのレジャーには、ラッシュガードが役立ちます。


◆完全に隠せない顔には、パウダーファンデーション!




もちろん、隠しきれない顔や手に、何も塗らずに外出するのは不安があると思います。
日傘や長袖などを活用しながら、必要最低限の日焼け止めを併用すると安心して過ごせますよね。

まず、顔は「パウダーファンデーションのみ」という選択肢があります。
多くの人は、日焼け止めを塗って、ファンデーションを塗って…と対策していると思いますが、できる限り肌への負担を減らすならパウダーファンデーションだけでもOK。

最近のパウダーファンデーションには、ほとんどに紫外線散乱剤が配合されており、SPF20程度の日焼け止め効果が得られます。
ちょっとした外出にはパウダーファンで、長時間の外出には日焼け止めを下地に使うなど、シーンに合わせて対策を変えていくことが、肌の負担を減らすことに繋がります。

また、日焼け止め効果がある天然成分を利用するのもひとつの方法です。


◆日焼け止め効果があるサンスクリーンオイル




実は天然のオイルにも、日焼け止め効果があるものがあります。それが「ラズベリーシードオイル」です。

ラズベリーシードオイルの日焼け止め効果はSPF28~50とも。植物性オイルの中で、最も高いSPF値を誇ります。
UV-Bに対するPA値も++程度あることが報告されているほか、ビタミンEやビタミンA、オメガ3、6などのエイジングケア成分もたっぷり。さらに「ラズベリーセラミド」が含まれているので、日焼け止めで乾燥しがちな人にもおすすめです。

そのほか、小麦麦芽油(SPF15)、キャロットオイル(SPF15)、ウォーターメロンシードオイル(SPF10)、オリーブオイル(SPF7)なども日焼け止めとして代用することができます。

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