皆さんは誰かのことを好きになる時、どうしてその人を好きになったか人に説明できますか?ハッキリとこの瞬間に恋に落ちたと言える人もいれば、なんとなくかなと言葉にできない人もいます。言葉にできないことに対して、もしかしてそんなに相手を好きじゃないのだろうかと悩む人もいますが、全然そんなことはありません。

人が何かを好きになる時、そこに理由など存在しないこともあるからです。恋人の好きなところはどこかと言われて答えられる人の中の多くは、理由を後付けしていると言います。好きという感情は遺伝子に組み込まれたものがあり、それは説明などできないからです。




だから、恋人の好きなところを言葉で言い表せなくてもそれが相手を好きじゃないことには繋がりません。女性は男性に自分のどこが好きなのか聞きたくなることもあるでしょうけれど、仮に言葉が出てこなかったとしたらそれは逆に遺伝子レベルで愛されている証拠とも言えるでしょう。

理由はわからないけれど何故か惹かれる人というのは、あなたにとってパートナーにするには最適な人と脳によって判断されている可能性が高いです。本能的なところなので、優秀な子孫が残せるという意味合いが強いですが、それが好きという感情につながっています。

よく、好きになった人のことを「ビビッと来た」とか、「フィーリングが合った」と言う人がいますが、これらは理由なき愛情です。好きになるのに理由なんてないという感じですね。




もし、今あなたが好きな人やモノに対して何故好きになったかという理由を持っていたとしても、それは後付けかもしれません。もちろん確固たる理由があって好きになるのだと信じている人もいますし、それも否定できません。なぜ好きなのか、このことについて少し深く考えてみると、後付けかどうかがわかるかもしれませんよ。

それがわかりやすいのはマッチングアプリですかね。希望する恋人の条件にマッチした人と接触しても、始めは好きという感情がわかないことが多いでしょう。初対面の人と会うくらいの感覚です。

ということは、条件に合っているから好きになっているわけではないわけですよね。相手のことを知って、それが徐々に愛情に変わっていき、好きな理由を後から「恋人の条件に合ったから」と捉えることも多いのです。

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