昭和の時代は結婚をくどくどを言われたと言いますが、今でもやはり年配の人からは結婚や出産について口出しされることがあります。けれど、今では恋人はいるけど結婚はしたくないという女性も増えてきました。これぞ多様性の時代ですね。

結婚したくないというのは、恋人のことが嫌いだからではありません。結婚制度そのものに疑問を持っていたり、お互いの家で暮らしながら付き合って行く今の距離感に二人共が満足していたり、同棲している状態が一番心地よいと感じていることなどが理由です。




わざわざ結婚をしなくても今のままで幸せなら、あえて結婚をする必要も感じにくくなるでしょう。また、結婚式や披露宴など、お金がかかることをしたくない場合や、そのような場が苦手なカップルにとってはマリッジブルーを引き起こしやすくなりマイナス要因になります。

けれど、恋人関係を解消したいとは思っていないのも特徴です。しっかりとした強固な絆で結ばれており、お互いが了承した上で結婚しない付き合い方をするのならそれで良いと考えています。自分にとっての唯一無二の存在がいてくれる、その現状を維持したいという気持ちもあるでしょう。




結婚によって何か変わるかというと、住む場所が変わらない場合や結婚式を挙げない場合は、籍を入れて苗字変更などの手続きで面倒事があったくらいだと言う人もいます。そのような手続きはしなくても好きな人と一緒にいられるのですから、それなら結婚は強制されるものでもないでしょう。

子どもができれば考えるというカップルもいますが、子どもを望まない場合は余計に結婚の必要性がなくなっていきます。恋人がいて、ほどよい年齢になったら結婚する、そんな常識は過去のものになってきています。

恋人がいても長らく結婚しないカップルもいますし、それで何も不便を感じていないのであれば外野がとやかく言うことではありません。結婚しない、けれど恋人とずっと一緒に暮らす、そんな選択肢だって今後は増えてきても良いはずです。

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