シリコン食器はプラスチック食器に比べ劣化や熱に強く、レンジにかけることもできます。
陶器やガラスのように割れることもないシリコンゴム素材は、安全面から見てベビー用食器や使いまわしが出来るお弁当カップとして使われています。

シリコン製の食器は、染み・汚れ・劣化によるべたつきなどが出たときに、表面を傷める可能性のある洗い方ができません。
今回は、シリコン食器の洗い方について紹介します。

・熱湯や煮沸で洗う
シリコン食器にお湯を沸かして食器に直接かけて拭き取るか、まるごと水に沈めて数分程煮沸することで汚れやべたつきを落とします。
長時間高温のまま置いておくと、食器が変形することがあるので要注意。




・重曹やセスキ、お酢の水溶液でつけ置き洗い
お湯だけで落ちない汚れやべたつきは、重曹やお酢をお湯に1さじずつ加えてつけ置きするのがおすすめ。
特にセスキ炭酸ソーダは、シリコンゴムの臭いも軽減してくれます。
つけ置きの時間は1~2時間ほどを目安にして、水でよく流しましょう。

・洗剤で洗う
シリコンの汚れやべたついたところに、中性の台所用洗剤を原液のまま垂らして薄く伸ばします。
スポンジでこすると正面を傷めるので、指で揉むように馴染ませてから水で洗い流します。
香りのある洗剤は臭い移りする可能性があるので、無臭タイプの洗剤が良いでしょう。




・オキシクリーンを使う
酸素系漂白剤として使われているオキシクリーンは、かなり強力な洗浄力を持っています。
オキシクリーンは自然由来の成分なので、食器にも応用できる洗剤です。

シンクでつけ置きすると、シンクのコーティングをはがす原因にもなるので扱いには十分な注意を。
ゴムの臭いが気になるシリコン食器に対して、臭いを取り除くのに効果的です。

・エタノールで拭き取る
エタノールは濃度別にいくつかの種類に分かれていて、シリコン食器を洗う場合は純度の高い無水エタノールが適切です。
ティッシュに染み込ませて、汚れやべたついた部分を拭き取ります。
手荒れが気になる方は、食器を拭いた後で手に保湿クリームを塗り手のケアをする準備をしておきましょう。


(C)wowKorea